わたしの幸せな結婚を読んで。和風シンデレラにふさわしい漫画に間違いなし!

「わたしの幸せな結婚」は主人公が辛い環境からは少しずつ心の扉を開き、そして幸せの階段を一歩ずつ着実に歩むところが読んでいるこちら側もほっと胸をなでおろす心境になれるような漫画でありました。

主人公である清霞との関係が少しずつ修繕され距離が縮まっていく様も微笑ましく思い、すごく心が和む思いもしたのです。嫁入り先でも耐えがたい心境に我慢をする日々を送るだけと思っていたのですが、清霞というのは少し違った人物であるというところに、私も勇気が出る思いがしたのです。

主人公をめぐる人々が利用し天網恢恢疎にして漏らさず、のようにしっぺ返しに合うような展開もスカッとする思いがして、こういった部分でも大変読み物として優れていると思います。徐々に自分を認め始めた主人公が自分に自信を持ったことにより、自分の気持ちを正直にそして明るく出せるようになった様子は大変伸び伸びとして胸が躍る気分になります。

わたしの幸せな結婚というタイトルからして最後はハッピーエンドで終わって欲しいものだが・・・

また弟が見守るキャラクターで主人公が力を出せたというところもよく、キャラクターとしても弟のキャラクターも際立っているのが少し面白かったのです。本心で底知れない力をほのめかした、そういったところもかなり迫力があり、とにかくシンデレラストーリーですが確実に成長している漫画が、読んでいて大変楽しかったです。

「私の幸せな結婚」は最近の恋愛漫画では珍しい大正時代という設定なので面白いのであり、今後その時代背景とともに新しい史実などを織り交ぜながら歴史の教育になるようなほんのりとした教養になる部分を出してもらえればなおのことを読んでいて面白いと思います。

フィクションでありながら多少ノンフィクションを織り交ぜる。そう言った漫画ですと大変勉強にもなると共により信憑性が増すから面白いと感じるのです。ですから、無理強いしませんが史実が入るとより一層面白くなるでしょう。

また、小説のストーリーに習ったその情景やテンポが良い漫画であるので、小説の波や波長といったようなものを崩さぬ展開のまま漫画という新たなジャンルに伝承性を使ってもらいたいと思います。

すっきりする場面が多かった今作品、新たに主人公が貶められるのでしょうが、今後そういったものを覆す勧善懲悪に近いような度肝を抜かされる大どんでん返しを繰り広げてもらいたいと思うのです。

スカッとしたいというのもさることながらそう言った主人公が力を手にしつつも、圧倒的な力を以てして力をひけらかすのではなく、あくまで正義に則り自分のポリシーそしてモラルを信じつつ相手を与し自分が共感を得られるような存在の人物像を崩さぬよう主人公の清霞には、人生を謳歌してもらいたいと思いその様を読み続けていきたいと感じるのでした。

ぜひ漫画版と原作小説版の「わたしの幸せな結婚」どちらも堪能してい欲しい作品です。

どんな作品なのか内容を簡単に読んでみたいという方は私の幸せな結婚のネタバレをチェックしてみてください。